2018年05月11日

さようなら、ジョニー

嫌われものほど美しい―ゴキブリから寄生虫まで

私は今まで
家の中でゴキブリというものを見たことがなかった。

その前に、
生まれ育った北海道にはゴキブリがいなかったから、
10数年前まで、
ゴキブリというものは
漫画の中でしか見たことがなかった。

でも、ある時、
夜の街で大きな虫がテケテケ歩道を横断した時、
誰かがきゃー!!と騒いで、
ああ、これが噂のゴキブリというやつなのか
と初めて認識したのだった。

みんなは気持ち悪がるが、
今までゴキブリを見たことがない私からすれば、
カメムシと何が違うの?という感じ。

だけど、イメージとは恐ろしいもので、
ゴキブリ=すごく汚い、というレッテルは
それ以来、どんどん強く私の中で貼られていったような気がする。


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くらべた・しらべた ひみつのゴキブリ図鑑 (ちしきのぽけっと)


前置きがとても長くなったけど、

数日前、彼が
「昨日、洗面所にゴキブリがいたんだよ!」
と訴えてきた。

この家でゴキブリなんて
今まで一度も見たことがなかったのに!

しかも、うちは、
生ゴミが出たら、捨てるまでの間、
全部冷凍庫で固めておくので
ゴキブリなんて出ようがないはずなのに!

と、思い、私は本気にしなかった。


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しかし翌日、洗面所で顔を洗おうとした時に、
高級な石鹸(1300円もするやつ!)とたわむれている
ゴキブリらしきものを
私も見てしまった!

その石鹸は手作りのやつで
フルーツか何かが入っているそうだから
ゴキブリにとってはおいしいものかもしれない。
そういえば、ゴキブリは石鹸カスが好きというのを
聞いたことがあるような気もする。


ゴキブリの家


その夜、彼に
「見たよ、ゴキブリ!」
と教えたら、

「ジョニー、いたでしょう?!」
と、彼は、当たり前のように
ゴキブリに名前をつけて呼んでいた。

「…ジョニーっていうの?」

「そうだよ。あの一匹だけなんだろうか?」

「どうする、ジョニーが子持ちとか家族持ちだったら?」

「困るよ、単身赴任で来ててもらわないと!」


ゴキブリを調べる (やさしい科学)



我々はうろたえていたが
どうしたらいいかわからず放置することに。


しかし、翌日、やはり洗面所の天井を歩いているジョニーを見た時、
やはりここで共生するのはやばいんじゃないか、、
と、とうとうゴキブリ退治に踏み切ることになったのだった。

ブッダだったら共生するだろうな、、。

kartique Medicine Buddha

マツキヨで、どの商品にするかを悩みに悩んだ挙句、
ふつうのゴキブリホイホイを買ってきた。
美味しそうな匂いにつられて入ってきたら
足がくっついて出られないっていうやつ。


アース製薬 ごきぶりホイホイ+ デコボコシート 5枚x2個パック


洗面台の両隅と、
念のため台所にも仕掛けておいた。
だけど、ジョニーが生息しているのは
間違いなく洗面台の隅だろう。
いつもそこに逃げて行くから。

翌日、早朝にチェックしてみたら、
すでにジョニーが引っかかっていた。
彼に見せてあげたらいちもくさんで捨ててくれた。

さようなら、ジョニー。
よく知りもしないで殺してごめん。

ゴキブリだって愛されたい 昆虫たちの都市伝説


残りのゴキブリホイホイはまだスタンバイ中だけど
以来、一匹もかかってない。
やはりジョニーは単身赴任で来ていた様子。

黄金色のやつだった。
ほんとにゴキブリだったのだろうか?




その後、ゴキブリはベチパーとかクローブの香りが嫌いだということを知り、それに虫がきらいなシトロネラも入れて虫除け精油ミックスを作って玄関に振りまいておいた。静謐な香りがします。



ジョニーを殺す前に、もっとゴキブリのことを知っておいてもよかったかもしれない。でもそんな余裕を持てなかった。
ゴキブリたちの優雅でひそやかな生活
リチャード シュヴァイド
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posted by R (あーる) at 01:07| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

野放しの自由が許されている私

放し飼い昆虫記


先日、Netflixのリアリティ番組で

トゥレット症候群の男の子が、恋人を見つける番組を見た。

(「恋人を探して!デートでいつも悩むこと」シーズン2の1話目。)


トゥレット症候群というのは、

自分の意図とは関係なく、

チックがとまらない症状をいうらしい。



その男の子は、

俳優になれるくらいかわいい顔をしていて、

性格も陽気。


ずっと一緒だった恋人とつきあっていた間は、

みんなから「治ったんじゃない?」と言われるほど

チックが軽減されていたそうだ。


なのに別れて以来、とても激しい症状がとまらなくなり

困っていたそう。



道を歩いていても、

「死ね!この豚野郎!売女!」とか

大きな声で、

彼の意思とはまるで関係なく

口からののしる言葉が飛び出てしまうのだ。

(勘違いした人から殴られるんじゃないかとヒヤヒヤした)




それを見て思ったのは、

トゥレット症候群ではない人は、

ただ単にそれをうまく押し隠していることができているというだけで、

人間はみんな心の奥に、

まっくろな闇(憤り、怒り、憎しみなど)を持っているんだろうなということ。


トゥレット症候群というのは、

それが単に、わかりやすく溢れ出しているだけにちがいない。


こんな明るい男の子でさえ

こんなに罵りまくっているのだから。




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敏感にもほどがある



その番組を見たのがきっかけとなったのかはわからないが

(目の前の人や、テレビの人の感情を

まるで自分のことのようにして感じてしまう特性があるため)


わたしはその後、数日に渡り、

自分の嫌なところを振り返ることをしていた。


今まで一度も思い返したこともないような大昔のことが

突然、いくつも蘇ってきたのだ!


それは脳天を殴られるような衝撃だ!


それらは、あまりにもひどい行為すぎて

ひとつひとつ反省する気にすらならない。


=向き合いたくない。


"そんなの本当の自分じゃない"

"たまたま、そのときはいろいろなことが重なってそのようなことになった”

というような感じで捉えたい。



だけど、きちんと向き合わなかったとしても、

大きく見たところで、

自分は最低なゲスな人間だとしか思いようがないと思った。


(もしかすると、こんなこと思うのも、

先日の誕生日@Contact Tokyoで楽しい一夜を明かしたあとの

サイゼリアで、隣の席に座ったHip Hop DJたちの会話が

耳に残っているから?


彼らは、言い争いをしていて、

責められていた一人が、

「俺はゲスな人間ですよ、俺ほどゲスな人間もいませんよ」

と言っていた言葉が、ぐわ〜んぐわ〜んと

わたしの頭に鳴り響いた)



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こうやって自分の酷さに、改めて、というか、

こんなに酷いということにほぼ初めて、気づいてみると、


今まで自分に対して

どんなひどいことをした(ように見える)人の行為ですら、

自分に比べたら根本的にかわいいものではないかとすら思った。


そして、自分の酷さなどすっかり忘れて、

自分はもしかしたら

それほど悪くない人間な方なのではないかとすら

感じていた自分が信じられなかった。


小学校の時の担任の女教師が

「Rちゃんはこのままいったら刑務所行きですね」

と家庭訪問で母に言ったらしいが、

その先生が言ったことは、かなり的確で正しいだろう。


刑務所の中 (講談社漫画文庫)



(刑務所に入っている致命的な犯罪をした人間は、

やはり自分の罪と向き合うことは嫌だろうと思う。

つらすぎるからしないと思う。

だけど、反省していないかといえば別の話で、

ただ、漠然と、自分は最低だと感じるだろう。


あまりにも罪の重さを感じすぎたら、

もう開き直って悪人として一生をすごすほうが楽だ、

と私なら思うかもしれない)



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しかし、こんなにも最低な自分であるにも関わらず、

私はまだ刑務所には入っておらず、

全く問題はないわけではないが、

まるで普通の人と同じように自由に過ごすことが許されていて、

特に不自由もなく、

好きな仕事をさせてもらっている。



何より、自分にぴったりの彼と出会い一緒にいるなんて、

神様って、

とてつもなく寛大なんだなと思った。



寛大すぎるくらい、

人間ではありえないほど

だから神様なんだ。



今から、もっともっとマシな人間になったとしても、

それでもまだきっと埋め合わせるには

足りないくらいな最低さだと思ったから、

この時ばかりはTarotがよく言っている

「過去は関係ない」「罪なんてない」

とかいうことを考えるのが

ちょっと難しかった。


が、


神様が寛大な措置をしてくれたことを踏まえて、

このことの結論を

どう持っていけばいいのかと考えてみた。


私の猫たち許してほしい (ちくま文庫)



まず、思ったのは、


今後、誰かが自分に

ひどいことをした(ように見えたり感じたり)としても、

責める資格など私には全くないということだ。


だって、自分は、それ以上にひどいことを

他で誰かにしたかもしれないのだから。


そして、虫がよすぎる願いだけど、

「願わくば、私が人にしたひどいことを

誰もが個人的に受け取らず傷つかないでいてくれればありがたい」

とも思った。


なぜなら、それは

その人が悪いわけでは1mmもなく、

すべては私の、心の狭さだったりエゴのせいなのだから。


ゆえに、私は、

誰かが自分に何かをしたとしても、

「こんなひどいことをされた」とは受け取らず、


その人が、

その人の感情のまま、

動き回っただけだと考えればいい。


野放しで自由にいきることが許されている私にとって、

それは、唯一、過去の自分を許す方法にちがいない。

そして、そうしたら本当にタロットが言っているように

誰にも罪などないのだ、と、思った。





Yeager Tarot of Meditation Deck


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ちなみに、あのトゥレット症候群にかかっている男の子には、マッチメイカーがゴスなメイクをした女の子を紹介した。彼らは、共通の趣味の映画の話で意気投合し、不思議なことに彼のチック症状は彼女と会っている間、出なかった!彼女と会う直前まで、5秒の隙もないほど悪態つきまくりだったというのに!幸せだとチックが止まるんだ! もし、彼女と彼の相性が悪かったら、チック症状は続いたままだっただろうと思う。それから、強く個人の趣味を持つことって大事だなとも思った。人とわかち合うことができる種だから。
posted by R (あーる) at 07:10| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

父の誕生日に考えたこと

Journal Flowers Pretty White Lilies

今日(もう昨日)は、
(天国在住)の誕生日だった。


百合のお花とフルーツを買って、
それから、桜餅を買おうと思って成城石井行ったら、
そこでお財布がないことに気がついた😖💥


あわててその一つ前の店、
フルーツを買ったところに戻ったら
買い物後にみんながカゴから袋に入れたりする作業棚のところに
私のお財布がまだちゃんと乗っていた。


お財布の中身はあと400円しか入ってなかったから
誰も取らなかったのかも🐶✨

世の中、いいひとばかりがいる気がした。



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実りの庭
実りの庭
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今日(昨日)は、実りの庭という本を読んだ。

光野桃さんが
お母様を介護されたときのことが書かれていて、

それでその後、
わたしは、ずっと両親のことを考えていた。

「Rの両親が、偶然にも二人とも
介護とかの必要もなくポックリ逝ってしまったのは、
Rへの最大の子孝行なんだと思うよ」

と、BFが言った。

私もそう思う。

本当に、よくそう思う。



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私くらいの年齢で
両親が2人とも亡くなるというのは
けっこう珍しいそうだ。

しかし二人ともこの世を去ってしまった。


以来、私は、
死というものについてよく考えるようになった。

よく思うのは、

母は怖がりやさんだったのに、
よく見事に一気にラインを越えることができたということ。


死ぬ瞬間は怖くなかっただろうか。

怖くなかったらいいんだけど。

母が怖いと思う暇がないほど
すぐに意識がなくなっていたらいいと思う。


怖がりやの母が
そのようにラインを越えることができたのだから、
きっといつか私にもできるだろう。


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両親が亡くなってから、
このblogはこのように
年寄り臭い話題ばかり書いている気がする。


自分の中で、
両親がこの世にいるのと、
いないのとでは
やはりちがいがあるのだと思う。



何が一番ちがうかといえば、
もう何も誰にも証明したり、
誰かの期待に応えなくていいということ。



親がこの世にいた時には、
何か認めてもらいたい気持ちがあったと思う。
それから、喜んでもらいたいという気持ちがあった。


だから、この世でいうところの
人目につくことを何かしなくてはいけない部分があったけれど、
もう今はそんなことが必要なくなって、


必要なくなって気づくが、
私はずーっと穴蔵に隠れていたいような人間なんだということだった。




Little Mole, Please Open the Door!



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両親のことは、ほぼ毎日思い出す。

両親がこの世を離れてしまった人たちは
みんなそうだと思うけど、

わたしも父や母の純粋性をよく思う。



何があっても、どんな時でも、
絶対に人のことを悪く思わず、
人のことを絶対に悪く言わない父は、
純粋すぎてわたしには未知だった。


母は、いろいろと心配して守ることも大事にもする人だったけど、
大胆なところもあった。

そして、誰も見てなくても、
行うことにはすべて真心をこめてする人だった。

母が何かを適当にする姿は見たことがない。



天国に行ってしまった両親の
純粋性だけがこの世に残り、

私は、何もする必要がないと感じるのだ。

両親のように純粋になれるよう努力する以外には。





A Deluxe Book of Flower Fairies




うちは普通の家庭よりもかなり厳しい家だったと思う。
それなのに20代のときBFと一緒に暮らすことを許してくれた。
母は、「お母さんは、Rちゃんが一人じゃないことが安心でいいとおもうの」と言っていたが、おかげでそばには彼がいつも一緒にいてくれている。これ以上ない楽しい仲間を与えてくれて、この世で出会わせてくれた神様にいつも感謝します。それから、愛しすぎるほどたくさんわたしを愛してくれて、たくさんのものを与えてくれた父と母、祖父母に感謝します。




posted by R (あーる) at 05:16| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

廊下にある便利な「木」

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うちには「木」と呼ばれているものが、
玄関に向かう廊下の途中に立っている。


それは2013年に
突発的に札幌で暮らすことになったとき、
タンスがわりにしようとおもって
インターネットから買った鉄のポールなのだが、
東京に戻ってくるときも
持ち帰ってきていて、
今でも
なんでもそれにひっかかっている。

買ってきたリンゴとか、
太極拳いくときのバッグとか、
マフラーとかコートとか。

すごい便利だ。

ワンタッチ式  突っ張り ドリームハンガー L字フック 3分割(ホワイト) OH-1031N-WH
ワンタッチ式 突っ張り ドリームハンガー L字フック 3分割(ホワイト) OH-1031N-WH


どう便利かといえば、
一度着た服は、
洗濯をするまでタンスに入れないが、
ジーンズや上着などは数回着るので、
とりあえずそのポールにひっかけておけばいいわけ。

天井から低いところまで、好きなように
ひっかける枝の位置を変えられるところもナイス💡
しかもその枝がたくさんある。


もしかすると、わたしは
この「木」にひっかかっていない服は
ほとんど着ないのかもしれない。

そうなると、断捨離してスカスカになったと思っていた服も
さらに処分していいわけだ!
いつも着る服は、2、3パターンくらいしかないということ。

ミニマリストじゃないのに
ミニマリストのような状態の服使用ぶり、、。


「木」がここ(廊下)にあることの一番の利点は、
太陽に当たらない位置にある
ということ。
衣類が日焼けしないってすごい重要!
(だから西日ですべてを色褪せさせてしまう
私の部屋には設置できないのだ)

食べ物も涼しく保護できるし。
木自体は見た目も悪くない(どっさり引っかかりすぎていなければ,,,)


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BFはこの「木」が廊下にあることを危惧している。
もし大きな地震がきて、
天井につっかえているこの「木」が横に倒れたら
廊下を塞いでしまうからだ。

そして、
倒れ方によっては、キッチンの扉か
私の部屋の扉が開かなくなる可能性がある。


というわけで、
今までなんどもこの「木」を処分しようとしているが、
いいところまでスカスカになっては
またどっさり、の繰り返し、、
なかなか処分することができない。

いったいどうすればいいのだろうか?
私にはわからない、、、。
いつか、この木をすみやかに処分できる日がきますように


posted by R (あーる) at 05:27| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

うちのくまさんとぬいぐるみお泊まり会

FullSizeRender 9.jpg

図書館で開催されるらしい
「ぬいぐるみおとまり会」ってすごい。

小学生以下の人のぬいぐるみは
これに参加できるとのこと。

うちのくまさん(しろくまのぬいぐるみ)も
参加できたらいいのに。

「ぬいぐるみたちは、夜の図書館でどんなふうに過ごすのでしょう? 」

だって。
うちのくまさんがもし図書館にお泊まりに行ったら、
みんなに(他のぬいぐるみたちに)スカした生意気なこと言いそう、、。





BFと一緒に作っている漫画。うちのくまさんが出演した回。
        ⤵
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posted by R (あーる) at 02:33| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

目標達成の海水浴

1001 Things to Spot in the Sea


一昨日、信じられないことに、海に泳ぎに行くことができた。

それも朝9時に起きて!

私のような夜型が朝9時に起きるということは、
通常朝7時に起きるような朝型の人の感覚で言えば、
早朝3:30に起きるようなものだと思う。

彼は朝5時台に起きて、張り切ってお弁当にするパンとかナッツとかを買ってきてくれたり、持って行くためのアイスコーヒーを作ってくれていた。

海水浴に行くなんて5年以上ぶりくらい。

二人ともめんどくさかったし、
現実感がなかったし、
8月には海に行こうなんて言っていたけど、
ちょっと前の梅雨のような長期間の悶々とした日々で
「あ〜、今年もやっぱり海に行かないだろうな〜」
と思っていたから意外な行動力だった。

それも前日の夜、タロットに
「明日はどこに行ったら楽しいですか?」
と2人で聞いたら
「海」と言われたのが大きかったと思う。



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Tarot: The Open Reading


タロットには、朝10時半にでかけると良いと言われていたので、
そのとおりにした。
江ノ島についたのはお昼頃。

一昨日は2週間ぶりくらいにカラッと晴れた
高気温の日だったような気がする。

海の家の呼び込みをいくつも受けながら、我々は、
東浜のビーチの奥の方まで進んで行った。

入り口近辺も、前に来た時よりは人がいないと思ったが、
奥のほうがもっと人がいないように見えたから。

かなり外れのところまで来て、呼び込みすらやる気を失っているようなところでお世話になることにした。その海の家の中はガラガラで、ほぼ誰もいなくてナイス👍

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そして、信じられないことに、
お昼頃には2人で海に浮かんでいたのである!
(海の中で1時になったというアナウンスが聞こえた)

いままで私が寝坊すぎて、こんなに早く海に到着したことなんて一回もなかったから、これだけでも感激だ。

もっと感激したのは、海と砂浜が綺麗だったこと。

前に来た時は、海の中や砂浜にたくさんお菓子のアルミホイルのようなものがあってチクチク痛かったし、気持ち悪かった。
でも、今回の海は、砂浜にゴミが全然落ちていない。
海にもへんなものが浮かんでなくてとてもクリーン。

それがとても良かった。

来る前に300円ショップで買ってきた浮き輪1個に
二人でつかまってぷかぷか浮かんでいるだけで幸せを感じた。
信じられないとすら思った。BFも同じことを言っていて楽しそうだった。
「海にいるとなんで余計なことを考えないんだろう」
とも言っていた。

人がすぐ近くにいないので、おもいきり好き勝手できるのも良かった。こんなに暑い日なのに、海が混んでいないなんて、なんてラッキーなんだろう。

ひっくりかえって浮かんで太陽を見た。
雲の形もいい感じだった。


Harry by the Sea



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BFはおやつの時間を楽しみにしていたので、
しばらくすると「一回あがる?」と何回も聞いて来た。

そう言えば、来る途中、電車の中で隣に座った女性が突然おにぎりを食べ始め、それから私の頭の中はおにぎり一色になってしまって「おにぎりが食べたい」と電車を降りた瞬間から彼に言っていたのだけれど、ラッキーにも駅を出たすぐのところに「銀座すし職人がにぎるおにぎり」という車販売が!さっそく塩にぎり(買ってから目の前で握ってくれるやつ)を買って、ビーチまで歩きながら食べて来たのだった。

というわけで私はおやつより海がよかったけど
3回目くらいに聞かれたときに
「じゃあそうしようか」
と言って一旦、海から上がった。

彼が買ってきて持って来てくれていた
vegan用のくるみパンとナッツを食べた。
アイスコーヒーは砂の熱で37度くらいにはなっていたと思う。


食べ終わって、
「そうだ!砂風呂をするんだった!」
と思い出し、そこで砂を掘ろうととしたけれど
全然深く掘れそうになかった。

「あそこにちょうど2つ穴があいてるけど?」
とBFが差しているところは、
たしかに人が入るくらいの穴がなぜか2つ掘られているが、
なぜ?? 不思議すぎる!

そこは少し湿っている場所で、中の水たまりが気になったけど、
そこ以外ではスコップなしで掘ることなど
絶対に無理だったから
その穴をさらに掘ることにした。

湿っているので堀りやすかった。


「免疫力が高い体」をつくる 「自然療法」シンプル生活 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)

「僕は腸が弱いから(数日前におかしなものを食べたデトックスで吐いたばかり)、腸をやろう」
と、彼は、お腹だけ埋めて手足を亀のように外に出している。

私は全身砂浴をしようとしていたので大変だった。
彼が一回砂から出て来て、私を埋めるのを手伝ってくれた。
思い切り息が吸えないくらい、ぴっちり砂に埋まってすごく苦しかった。胸骨を広げることができないのだった、、。


The Edge of the Sea


「ねえ、もうそろそろ出ていいかな?」
と、横に埋まっている彼が何回も聞いてきたけど、
「もっと長く埋まってないとデトックスできないよ。瞑想でもしていたら」
と、制した。



そのうちに潮が満ちて来て彼は外に出たらしい。

私はまだタオルをかぶった上から大きな麦わらぼうしを被った完全防備で埋まり続けていた。
「もうここまで水きちゃうよ!そろそろいい加減出て来たら? ねえ! あっ!Rの顔の横に死んだ魚が流れてきたぞっ!」
よく見えないが、彼は埋まっている私の世話をしてくれているらしい。

そのうち、どんどんどん!と人が歩く足音がやたらと近く聞こえて来て、踏まれる恐怖を感じ始めた。

その頃には、砂の中に海の水がサ〜っと流れ込んでくるのを感じ、タオルの隙間から外を見て見たら、デコボコだったはずの体にかけた砂が波に均され綺麗になっていて、通り過ぎる男の子たちが私をみて、腹の底から…というようにおもいきり爆笑して行った。

私の頭だけが突然砂の上に置かれているかのように見えたそう。
とても奇妙な光景だったそうだ…。



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Drawing The Sun (About the Workshop Series)

こうして念願の砂浴も体験し、
もう一度海の中へ。

太陽は、さっきより少し古くなっているような気がした。
3時くらいだろうかと思った。

以前までの私はこれくらいの時間に海に来ていたわけだ。
さっきのお昼のフレッシュな海を体験できなかったなんてかわいそうだな、などと調子の良いことを考えた。

さっきまでの海に比べると、なんとなく終わりの雰囲気が漂っている。
人は砂浴前よりも少なくなった。
海水は相変わらずちょうど良い温度。
砂の上は裸足で歩けないほどの高温だけど
(実際、裸足だとあっという間にやけどするから必ずサンダルを履くようにと何度も放送がかかっていた)、
海の中にいるといくら暑くても気にならないのが不思議だ〜。

浮き輪につかまっているのが疲れたので、
交代で平泳ぎとかクロールの練習をした。
二人とも、5メートルくらいで脱落してた。

そして、あっという間に4時すぎとの放送が。

まだもっと海でゆらゆらしていたかった。
何がそんなに楽しいのか自分でもわからないけど、
海の中は本当に最高だった。
写真撮ることなど、すっかり忘れて帰ってきたくらい。

こう書いて思ったけど、写真を撮ろうと思いつかないって、
近年ではすごいことだと思いませんか?




Into the Sea


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帰ってきて驚いたのは、BFの手足が真っ赤に日焼けしていたことだ。
「ぼくは腸が弱いから腸をやるね」と言っていたシーンがフラッシュバックした。そのとき砂から外にでていた手と足が丸焦げになったよう。ラベンダーwaterをたくさんかけた。ヒリヒリしてかなり痛いらしい。私も、海から出ていた肩だけ、真っ赤。

「だけど楽しかったね。この達成感はなんだろう」と彼が言っていた。
よくおもいきって行ったね、と思う。それくらいふだんの私たちは腰が重い。とくにアウトドアのレジャーに関して…。それなのに、砂浴までしっかりとして2、3時間も海の中でゆっくりできたなんて、ここまで完璧な海水浴は2人にとってはじめてだったかもしれない。もっと海にいたかったと2人とも思っていた。


それから気になったこと。海でまわりを見て思ったが、私のような中年の女性は海にいない。いたとしても、服を着ていて水着になっていない。いるのはみんな10代、20代くらい。そんなふうに窮屈に人を生きさせる日本は悲しいと思う。子供から老人まで海で泳げるような雰囲気があったらいいと思った。



posted by R (あーる) at 06:24| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

松山千春とはまなすとスウェーデン


スウェーデン在住のスウェーデン人でピアニストをしている人と、数年前に、写真アプリの中で知り合い友人になった。

気が長い人らしく、私のノロい返信にも怒らないでいてくれるので、以来、"Whats App"で気がむくままに、亀のようなペースでの交流が続いている…。


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話は変わるが、私はこのところずっと、You tubeで松山千春研究をすることにハマっていた。

最初は、札幌に住んでいた時に、松山千春の(デビュー前)コンテスト時のテープを偶然youtubeで聞く機会があったのだった。

その千春がありえないほど自然体で、今までよく知らずに抱いていた彼のイメージが良い意味でぶち壊されショックを受けた。

この人はなぜこんなふうに世の中と関係なく自然でいられるのだろうか ?!

と不思議に思い、ありったけのトーク&歌映像を見たり、本を読んだりしてみた。挙句に、BFが描いた松山千春ネタのマンガを、親のコネを使い、鈴木宗男氏に「ぜひ松山千春さんに送ってもらえませんか?」と手紙を書いて送りつけたりしたくらい。

それから、また東京に引っ越しで忙しくしているうちに情熱は薄らいでいたのだが、またまたyoutubeの関連映像で出てきた「松山千春」にガツンときて再研究が始まったのだった…!

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足寄より (集英社文庫)

私がとっても不思議に思うのは、
松山千春さんが、超スーパースターになってどんなに忙しかったときでも、必ず北海道の足寄町に帰っていたことだ。

東京に豪邸を建てるとか、海外を飛び回るとか、そういうことに関心はないらしく、"市"ですらない"足寄町"、に仕事が終われば即、帰っていたという…。

幼い頃は、お父さんが非常に信念のある方で、お金にならないのに地方新聞を作っていたから、想像を絶するくらい貧しい暮らしをしていたとインタビューで語っていた。

普通ならばその反動で(反動じゃなくても)、お金が入ったら豪邸を建てたりしてエゴを満足させるのが普通なのではないかと思うけど、彼は、印税のすべてを、「今まで贅沢をしていなかったのだから、これで贅沢をして欲しい」と言ってすべてご両親に渡していたそうだ。(そして、ご両親は、そのすべてを使い切ったらしい。用途は不明)


足寄より
足寄より
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確か、読んだ本には、足寄じゃないと曲が作れない、というようなことが書いてあったと思う。

YouTube で見た映像の中で松山千春さんは、
とても簡単な話で、自分は北海道の足寄で生まれたのだから、ここに帰るのは当たり前のことだと語っていた。

そして、足寄の自然の中で生きて感じたことをいくつもの歌として生み出したって。

わたしのようなキラキラの灯りがあればすぐに飛びつくようなミーハーな蛾には、とても信じられないことである…。

そして、東京にでてきてTVに出演するときも、あくまでもどこまでも北海道弁そのままの自然体。それがとてもチャーミングで、あっという間に男も女も魅了されてしまうのが見ていてもわかる。



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(この映像の1:21:30あたりをぜひご覧ください!)

そんな松山千春さんのコンサート映像を見ていたときのこと、

俺な、メンバーやらな、スタッフにもいっつも言ってるわけ、いつもな。
俺な、こうやってずっとコンサートやってるわけだべ? 
旅してるわけだべ?
どこでどうやって死ぬかわからんべや。だべ? 

交通事故で死ぬかもしれんしよ、
飛行機がぽたっと落ちてしぬかもしれないしよ、
な?! どこでどんな死に方するかわからんべ? 
ひょっとしたら旅先のホテルで、、、
あんな形で死ぬかもしれないだろ?(観客に)想像するんじゃない!

な。けどな、(俺は周りに)言ってんだ、
お前たちね、どこでどんな死に方してもね、
おれはね、くたばったらね、すぐに北海道に帰してくれよ、な。
北海道、足寄郡足寄町。
どこでどんな死に方しても、俺は悔いがないから。
ただな、すぐに北海道に帰してくれよ、な。

足寄にはな、父さんが寝てるんだ(墓で)。
俺の姉貴も寝てるんだ。

俺は北海道で生まれた男だから、
最後は北海道に帰りたいから。

どんなくたばり方しても、
すぐ、おれを北海道に帰してくれよ。

そのかわり、
毎日、
悔いのないように、歌うから


と言って彼は「はまなす」という曲を歌った。

それを見ていた私はいろいろな気持ちが複雑に混じり合い、うわ〜ん!と大声で泣いたのだった。そして、やはり北海道にあるじぶんちのお墓は壊さない方がいいだろうか、などと思った(私が家系で最後の生き残りだから)。

「はまなす」というのは、オホーツク海の砂浜に咲く赤い花で、
私の故郷の町の浜辺にもたくさん咲いている。

Rosa_rugosa_Tokyo.jpg
By Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10673268

私には松山千春さんのようなしっかりとした道産子魂はないだろうが、でも、彼が歌うような北海道の非情なまでの自然の厳しさ(人間を死に追いやるくらい)と、同時にそのおおらかさと優しさを知っている。北海道の大地は、自然は、惜しみなく人間にエネルギーを与えてくれる。赤ちゃんにおっぱいを飲ませるお母さんみたいに。


松山千春の歌を聞くと、その北海道の自然が私に与えてくれていたものへの感謝を自分の中でないがしろにしてるのではないか? という気持ちになる。それが悲しいのかもしれない。そして、北海道のド田舎に住んだことのある人間でなければわからない、あの、自然のエネルギーの強さ、というか偉大さ、それに対して、とても複雑な気持ちになるのだ。好き、そして、嫌い。だけど、自分の基礎を作ってくれたのは確かにその土地であることに。

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花・ハマナスの花―写真集 (1979年)

話は戻って、
私はスウェーデンの友人にそのことを長々と語った。
松山千春のはまなすのyoutube映像まで付けて。

何日も音信不通にしておいて、自分の言いたいことばかり長々と書くなんて自分勝手も甚だしいが、彼は真面目に読んでくれて、お墓についての意見まで丁寧に言ってくれた。


そして、何を思ったか知らないが、彼は「はまなす」について調べてみたという。

画像をググってみたが、自分が育ったスウェーデンの海辺にそっくりな花がたくさん咲いていた。はまなすという花も薬効成分のある花のようだけど、こちらのRose Dog と呼ばれる「はまなす」そっくりな花も薬効成分があり、咲いている場所も非常に似ている。よって私の調査によるとこれは同じ花なのではないかという結論がでたがどうだろうか?

と、花の写真をつけてくれた。
本当にはまなすにそっくりだった。

今度は私がググってみたところ、スウェーデンに住む日本人のいくつかのブログで、スウェーデンにははまなすが咲いている、というのを発見。

こうして偶然にも交流をしている私たちは、国は違うけどお互い「はまなす」のそばで育ったんだ!
不思議だ〜、
不思議だね〜、

と言いあった。


BFにそのことを教えてあげたら、
すごい偶然じゃない?記録しといてあとで読み直したらおもしろいから、ぜひブログかフェイスブックに書いておくべきだよ!
というので、書いておいた、
と、いう話。



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BFと、「なぜ松山千春はこんなにも必死に足寄に帰っていたのか?!」について検証した結果(笑)、足寄はパワースポットで、何かの力をダウンロードできる土地なのではないかということになった(勝手な結論)。
松山千春さんも、曲を作る時はす〜らすらと曲と詞が同時に出てくる、というようなことを言っていた。しかもレコードデビューしたのは1977年!なのに、CDが売れないと言われるこの2017年でも、昔からコンサートをベースにしてきた彼は困ることなんて全然ないだろう(もちろん今まで稼いできたぶんだけでも十分すぎるほどとは思うけど)。つまり、そんな昔からこの現代を見透していたかのような最先端な活動具合、すごくないですか?!
私が札幌滞在時にお世話になっていた十字式健康法(不思議なチカラで体を癒してくれる)も、本拠地は足寄だそうだ。
オルゴナイト製作時によく材料として入れていたパワフルなブラックシリカも、足寄の近くの十勝産だし!
足寄にはきっとなにかあるのだと思う、、、😏
いつか行ってみたい。
posted by R (あーる) at 01:35| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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