2017年08月04日

松山千春とはまなすとスウェーデン


スウェーデン在住のスウェーデン人でピアニストをしている人と、数年前に、写真アプリの中で知り合い友人になった。

気が長い人らしく、私のノロい返信にも怒らないでいてくれるので、以来、"Whats App"で気がむくままに、亀のようなペースでの交流が続いている…。


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話は変わるが、私はこのところずっと、You tubeで松山千春研究をすることにハマっていた。

最初は、札幌に住んでいた時に、松山千春の(デビュー前)コンテスト時のテープを偶然youtubeで聞く機会があったのだった。

その千春がありえないほど自然体で、今までよく知らずに抱いていた彼のイメージが良い意味でぶち壊されショックを受けた。

この人はなぜこんなふうに世の中と関係なく自然でいられるのだろうか ?!

と不思議に思い、ありったけのトーク&歌映像を見たり、本を読んだりしてみた。挙句に、BFが描いた松山千春ネタのマンガを、親のコネを使い、鈴木宗男氏に「ぜひ松山千春さんに送ってもらえませんか?」と手紙を書いて送りつけたりしたくらい。

それから、また東京に引っ越しで忙しくしているうちに情熱は薄らいでいたのだが、またまたyoutubeの関連映像で出てきた「松山千春」にガツンときて再研究が始まったのだった…!

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足寄より (集英社文庫)

私がとっても不思議に思うのは、
松山千春さんが、超スーパースターになってどんなに忙しかったときでも、必ず北海道の足寄町に帰っていたことだ。

東京に豪邸を建てるとか、海外を飛び回るとか、そういうことに関心はないらしく、"市"ですらない"足寄町"、に仕事が終われば即、帰っていたという…。

幼い頃は、お父さんが非常に信念のある方で、お金にならないのに地方新聞を作っていたから、想像を絶するくらい貧しい暮らしをしていたとインタビューで語っていた。

普通ならばその反動で(反動じゃなくても)、お金が入ったら豪邸を建てたりしてエゴを満足させるのが普通なのではないかと思うけど、彼は、印税のすべてを、「今まで贅沢をしていなかったのだから、これで贅沢をして欲しい」と言ってすべてご両親に渡していたそうだ。(そして、ご両親は、そのすべてを使い切ったらしい。用途は不明)


足寄より
足寄より
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確か、読んだ本には、足寄じゃないと曲が作れない、というようなことが書いてあったと思う。

YouTube で見た映像の中で松山千春さんは、
とても簡単な話で、自分は北海道の足寄で生まれたのだから、ここに帰るのは当たり前のことだと語っていた。

そして、足寄の自然の中で生きて感じたことをいくつもの歌として生み出したって。

わたしのようなキラキラの灯りがあればすぐに飛びつくようなミーハーな蛾には、とても信じられないことである…。

そして、東京にでてきてTVに出演するときも、あくまでもどこまでも北海道弁そのままの自然体。それがとてもチャーミングで、あっという間に男も女も魅了されてしまうのが見ていてもわかる。



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(この映像の1:21:30あたりをぜひご覧ください!)

そんな松山千春さんのコンサート映像を見ていたときのこと、

俺な、メンバーやらな、スタッフにもいっつも言ってるわけ、いつもな。
俺な、こうやってずっとコンサートやってるわけだべ? 
旅してるわけだべ?
どこでどうやって死ぬかわからんべや。だべ? 

交通事故で死ぬかもしれんしよ、
飛行機がぽたっと落ちてしぬかもしれないしよ、
な?! どこでどんな死に方するかわからんべ? 
ひょっとしたら旅先のホテルで、、、
あんな形で死ぬかもしれないだろ?(観客に)想像するんじゃない!

な。けどな、(俺は周りに)言ってんだ、
お前たちね、どこでどんな死に方してもね、
おれはね、くたばったらね、すぐに北海道に帰してくれよ、な。
北海道、足寄郡足寄町。
どこでどんな死に方しても、俺は悔いがないから。
ただな、すぐに北海道に帰してくれよ、な。

足寄にはな、父さんが寝てるんだ(墓で)。
俺の姉貴も寝てるんだ。

俺は北海道で生まれた男だから、
最後は北海道に帰りたいから。

どんなくたばり方しても、
すぐ、おれを北海道に帰してくれよ。

そのかわり、
毎日、
悔いのないように、歌うから


と言って彼は「はまなす」という曲を歌った。

それを見ていた私はいろいろな気持ちが複雑に混じり合い、うわ〜ん!と大声で泣いたのだった。そして、やはり北海道にあるじぶんちのお墓は壊さない方がいいだろうか、などと思った(私が家系で最後の生き残りだから)。

「はまなす」というのは、オホーツク海の砂浜に咲く赤い花で、
私の故郷の町の浜辺にもたくさん咲いている。

Rosa_rugosa_Tokyo.jpg
By Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10673268

私には松山千春さんのようなしっかりとした道産子魂はないだろうが、でも、彼が歌うような北海道の非情なまでの自然の厳しさ(人間を死に追いやるくらい)と、同時にそのおおらかさと優しさを知っている。北海道の大地は、自然は、惜しみなく人間にエネルギーを与えてくれる。赤ちゃんにおっぱいを飲ませるお母さんみたいに。


松山千春の歌を聞くと、その北海道の自然が私に与えてくれていたものへの感謝を自分の中でないがしろにしてるのではないか? という気持ちになる。それが悲しいのかもしれない。そして、北海道のド田舎に住んだことのある人間でなければわからない、あの、自然のエネルギーの強さ、というか偉大さ、それに対して、とても複雑な気持ちになるのだ。好き、そして、嫌い。だけど、自分の基礎を作ってくれたのは確かにその土地であることに。

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花・ハマナスの花―写真集 (1979年)

話は戻って、
私はスウェーデンの友人にそのことを長々と語った。
松山千春のはまなすのyoutube映像まで付けて。

何日も音信不通にしておいて、自分の言いたいことばかり長々と書くなんて自分勝手も甚だしいが、彼は真面目に読んでくれて、お墓についての意見まで丁寧に言ってくれた。


そして、何を思ったか知らないが、彼は「はまなす」について調べてみたという。

画像をググってみたが、自分が育ったスウェーデンの海辺にそっくりな花がたくさん咲いていた。はまなすという花も薬効成分のある花のようだけど、こちらのRose Dog と呼ばれる「はまなす」そっくりな花も薬効成分があり、咲いている場所も非常に似ている。よって私の調査によるとこれは同じ花なのではないかという結論がでたがどうだろうか?

と、花の写真をつけてくれた。
本当にはまなすにそっくりだった。

今度は私がググってみたところ、スウェーデンに住む日本人のいくつかのブログで、スウェーデンにははまなすが咲いている、というのを発見。

こうして偶然にも交流をしている私たちは、国は違うけどお互い「はまなす」のそばで育ったんだ!
不思議だ〜、
不思議だね〜、

と言いあった。


BFにそのことを教えてあげたら、
すごい偶然じゃない?記録しといてあとで読み直したらおもしろいから、ぜひブログかフェイスブックに書いておくべきだよ!
というので、書いておいた、
と、いう話。



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BFと、「なぜ松山千春はこんなにも必死に足寄に帰っていたのか?!」について検証した結果(笑)、足寄はパワースポットで、何かの力をダウンロードできる土地なのではないかということになった(勝手な結論)。
松山千春さんも、曲を作る時はす〜らすらと曲と詞が同時に出てくる、というようなことを言っていた。しかもレコードデビューしたのは1977年!なのに、CDが売れないと言われるこの2017年でも、昔からコンサートをベースにしてきた彼は困ることなんて全然ないだろう(もちろん今まで稼いできたぶんだけでも十分すぎるほどとは思うけど)。つまり、そんな昔からこの現代を見透していたかのような最先端な活動具合、すごくないですか?!
私が札幌滞在時にお世話になっていた十字式健康法(不思議なチカラで体を癒してくれる)も、本拠地は足寄だそうだ。
オルゴナイト製作時によく材料として入れていたパワフルなブラックシリカも、足寄の近くの十勝産だし!
足寄にはきっとなにかあるのだと思う、、、😏
いつか行ってみたい。
posted by R (あーる) at 01:35| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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