2017年06月18日

『写真家ソール・ライター展』で感じたこと

All about Saul Leiter  ソール・ライターのすべて

渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開かれている
写真家ソール・ライター展

BFがどうしてもこれを見たいと言っていて、
先日一人で行ったのだが、
その前に寄った明治神宮が気持ちよすぎて、
会場に到着したのが閉館40分前になってしまい
その日に見るのはあきらめたのだそうだ。

それで2人で行くことに。

Saul Leiter (Photofile)

ソール・ライター氏は、60年代〜80年代にかけて
『ハーパーズ・バザー』や『ヴォーグ』など
一流雑誌の写真を撮っていたのに、
81年にはいきなりスタジオを閉めてしまい
商業写真を撮るのをやめたそう。


他の有望な写真家と合同の、
しかも後で超有名になる展覧会に誘われた時も断って、
"チャンスを逃す、すごい才能がある"、
というようなことを言われたらしい。

まだまだ発掘途中らしいが、
残された写真の90パーセントは、
すべて私的な(好きなものだけ撮っていた)写真だったそうです。

2008年に
(もうソール・ライター氏はすでにおじいさんになっている)
初の個展が開かれ、ブレイクしたそうだが、

まわりから見れば、本人さえその気であれば、
もっと早くいくらでもブレイクできただろうに、
とみんな思ったにちがいない。

それでも己を貫くソール・ライター氏の偏屈的なところが、
今の時代に合っていて、じんわりといい感じ✨

というよりも、今の時代に合わせて
そんなことを体現して見せてくれたんじゃないかなあ〜
という気すらした。

自分の大事な部分をを裏切ってでも
世間的に言われる成功を
とりあえず勝ち取っておくなどというのは
もう古い価値観だと思う。
そう考えると、ソール・ライター氏は
とんでもなく先進的な人だったんだ!



ところどころの壁に、語録が書かれていて、
無視される存在であるということは、最高の自由、

というような言葉があった(正確じゃなくてすみません)。

タロットもよくこのことを言っているので、
ああ!本当に、、、!!✨ と思ってうれしかった。


::::::::::::::


ソール・ライター氏の写真は、
写真のことなど全くわからない素人の私などが見ても、
一枚、一枚、
「ふ〜〜〜む!!」
と唸ってしまうような作品ばかりだった。

こんなふうなアングルから撮るだけで、
日常の世界はガラリと変わってしまうんだ!
と思った。
   ↑
彼は、この逆で撮ったのだろうけれど。

日常の中に、とても美しいものがあるっていうのに、人はそれを見逃す才能がある,

というようなことも言っていた。

そういえば、ちょうどこの日、空が晴れわたっていて、
行きの電車から見た空と雲の模様が
「え?」と思うほど綺麗だった。

こんなにおもしろく斬新に表情を変えていく青空こそが
史上最高の美術なのではないか!
と思い、

「モネの絵にはお金払って見るのに、なんで私たちは、一年中、いつも頭上にある青空をほとんど無視して(意識せずに)歩いているんだろう?!しかもこれほど素晴らしい芸術が、誰でも見れて無料なんだよ?!」
と、BFに語ったが、このパッションは彼にはちっとも届かなかった。

私のこの熱い気持ちもだんだん薄れていくのだろうか…。

きっとそうだろう、、、。
綺麗だな、と空を見上げることはあるだろうけれど、
美術館で作品を見るようには意識的に見なくなるだろう。

誰かに「期間限定・無料公開!!」などと括ってもらわないと
ありがたく見ることさえできないなんて…

病んでいる😱


::::::::::::::

ソール・ライターは、写真のアングルと同じく、
人生についても、完全に人と違う見方をしていたんだと思う。


死ぬまで毎日好きなことを探求して、
みんなが見逃している美しさをたくさん見たなんて
何よりもの幸せじゃないか✨と感じる。




写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと [DVD]
ポニーキャニオン (2017-04-26)
売り上げランキング: 630

posted by R (あーる) at 06:14| Comment(0) | 街をぶらぶら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
アクセス解析タイ・バンコク情報