2017年01月20日

美術館と温泉の日、その1(美術館の回)

写真 1-2.JPG

本当は、ラスコー展に行ってみたかったのだけれど、
上野に行く…、というのは
私たち(BF & me )にとっては
とてつもなく遠い距離感、、、
のため、断念して近場の美術館に行く事にした。

『生誕100年記念 染色家 岡村吉右衛門-祈りの徴(しるし)-』

この美術館、多摩美術大学美術館
サンリオピューロランドの隣にあって
入館料は300円?!

12点くらいしか飾られていないのではないかと
何の期待もしていなかったのだけど、
素晴らしすぎて驚いた!

2 Floor、広い部屋全4室にいっぱい作品があって、
見るのは急いでも2時間くらいかかった。

岡村吉右衛門という作家の
「模様」という概念についての言葉が
入り口にあって、
それにまず、ガーン!と感動した。

雰囲気、とか、漂っている気配とか、
そういうありさまをとらえて模様という、
というようなことが書いてあったとおもう。

では、洋服についている模様なども、
そういう何かを表したものなのか!と思ったら、
この世には目に見えない不思議なことがいっぱいあり、
我々は知らず知らずそれらを取り入れているんだ!
というような驚き。


写真 2-1.JPG(チラシより)
これは、「染」という漢字の絵。


写真 3.JPG(チラシより)
それから、「寿」という字も
いろいろなバージョンでたくさんあった。


このように、一つの漢字を
じっとつきぬけるほど見て、感じて、表現して
版画として再誕生させるなんて、ほんとうにすてき。

写真 1-1(変換後).jpg(チラシより)

個人的には見所たっぷりだったのは、蝦夷絵のコーナー。
ずーっと長い時間、ひとつの絵を頭をからっぽにして見ていると、
その作品の伝えたいことが浮き上がるかのように
見えてくるのが不思議。

それがおもしろくて、
一枚一枚、じーっとそれが見えてくるまで見ていると
すごく時間がかかった。
クイズのようでおもしろかった。

そのようにしてみると、
ただのバックグラウンドのように
引かれているかのように見える色分けの線も、
ほんとうに意味があるんだなと思った。

岡村吉右衛門という作家が
すごく研ぎすまされた直感で絵を降ろしているから
このような形で浮き上がってくるのだ、とも感じた。


一番心ひかれたのは、蝦夷絵の『呪文』という4作品。
ぱっと見た瞬間からドッキリした。
死者を弔うための呪文だとおもうのだけど、
鳥居に人(獣?)を通らせようとするみたいな模様。
これはチラシには載っていないので、
ぜひ、多くの方に展覧会に行って直に見てみてほしい。

写真 4.JPG(チラシより)


こんなすごい展覧会を近場で、
それも300円で見ることができるなんて
ちょっと信じられなかった。
潰れたらこまるなと思った。
(BFには"何かの補助金でやっているんだろうから潰れたりとか言う問題はないんじゃないの"、と言われたが)
これからは、毎回絶対に来ようと思う。

そういえば、学芸員の方々や、
有名なアーティストの方のトークショーみたいなのも
よくやるみたい。
今度は、1月21日(土)・2月11日(土・祝) に、
学芸員によるギャラリートークというのがあるみたいですよ。
15:00〜16:00、入館料のみでOKなんだそうです!

多摩センターまで遠いかもしれなけれど、
300円でこの作品の数々が見れるのなら、
絶対損はしないとおもいますよ!
(というか、2,000円くらい払っても普通だとおもいます)
おすすめです。


多摩美術大学美術館
開館時間10:00~18:00
入館料:一般300円、大学生・高校生200円、中学生以下は無料。
〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1 Tel.042-357-1251
交通 多摩センター駅から徒歩7分。(京王線・小田急多摩線・多摩モノレール)



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それから、予定してあったとおり、
その美術館から5分のところにある「天然温泉極楽湯」へ行った。

続きは次回。







posted by R (あーる) at 02:17| Comment(0) | 街をぶらぶら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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